こんにちは。rakko(rakko_s5050 )です。
車のフロアマットって、どうやってお手入れするの?
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
たまに掃除機をかけていても、水洗いまで行っている人は少ないのではないでしょうか?
本記事ではアパートやマンション住まいの方でも30分程度でできる簡単な洗い方をお伝えしていきます。
たまにお掃除するだけで、車内をキレイに保ち、同乗者の友達や家族にも快適に過ごしてもらうことができます。
そして何より自分自身が気持ちよくドライブできるでしょう。
洗ったことがない方、ぜひ一度トライしてみてくださいね。
車のフロアマットは汚れるもの
フロアマットは構造的に汚れが奥に入り込み、表面に汚れが付着しても目立たない。
汚れているのか一見分かりにくく、普段の洗車では見落としがち、ほおってしまいがちなのです。要注意。
靴の裏が直接触れる部分なので、車内で最も汚れやすいです。
靴裏についた砂や泥、食べこぼしなどがたまっていることが多く、掃除をしないと汚れが蓄積し、雑菌やダニの繁殖やエアコンの匂いの原因に…。
特に賃貸アパートやマンションにお住まいの方は面倒だと思いがちですが、あまり汚れていないように見えても定期的に洗った方が良いです。
僕はマンション住まいですが、最低年に1回、年末の大掃除と合わせて水洗いを行っています。
無理しない程度に定期的に行っていきましょう。
洗う日を決める -よく晴れた週末がおすすめ-
洗う日を決めます。フロアマットは乾燥に時間がかかります。天気が良い日に実行しましょう。
車を使う予定がなく、ゆっくりと時間が取れる日がおすすめです。
土日休みの方であれば土曜日の午前中に取り掛かるのが良いでしょう。
準備する道具 -家にあるもので十分-
準備するのは家にあるもので十分です。
- 布団たたき
- 掃除機(コードレスが便利)
- 食器用中性洗剤(油汚れを落とせる食器用洗剤が最適)
- 衣類用柔軟剤
- ブラシ(洗車ブラシや使い古しの歯ブラシなど)
フロアマットの洗い方 -お風呂場とベランダを活用-
9ステップで手順をお伝えしていきます。
【STEP1】フロアマットを車から取り出す
車から全てのフロアマットを取り出します。取り出した後、マットの下を掃除機がけしておくと良いですね。
【STEP2】フロアマットを天日干しする
泥汚れなどは湿気があるとなかなか取れません。乾燥させることで泥を浮かせます。
紫外線を当ててダニや細菌を死滅させます。
【STEP3】布団たたきでゴミやホコリを落とす
掃除機をかける前のひと手間です。掃除機でなかなか吸い取ることのできない雑菌、毛の中に埋もれている砂や泥を最初に落とします。
洗濯物にかからないように注意しましょう。
【STEP4】掃除機でゴミやホコリを吸い取る
マット全体の目に見えるゴミやホコリを掃除機で吸い取ります。
掃除機をかける前にブラシなどでホコリをかき出しておくとなお良いでしょう。
【STEP5】シャワーでフロアマットの汚れを洗い流す
マンションだと外で洗うのは難しいと思います。お風呂場へ移動し、シャワーで全体を濡らして汚れを洗い流します。
【STEP6】食器用洗剤で洗う
- ぬるま湯(または水)で薄めた洗剤をフロアマット全体にかけて泡立てる。
- ブラシを使って汚れをかき出す感じでゴシゴシ洗う。
- 洗剤を入れすぎないようにします。洗剤が多すぎるといつまで経っても泡がなくなりません。
- 生地を傷めないよう優しく擦ります。
台所にあった食器用洗剤を使用
ぬるま湯か水で10倍程度に希釈。洗剤を入れすぎないように。
フロアマットにまわしかける
液体洗剤の使用がおすすめ。粉末洗剤だと水に溶けにくく
マットの中に洗剤が詰まってしまうことがあります。
ブラシで汚れをかき出す感じでゴシゴシ
ブラシはダイソーの万能ブラシを使いました。
泡がなくなるまでよくすすぐ
全体を洗ったら泡がなくなるまでしっかりすすぎます。
フロアマットの臭いが強い場合、より除菌したい場合は、この後衣類用漂白剤に付け置きしても良いでしょう。
【STEP7】柔軟剤で仕上げる
普段洗濯に使用しているもの。アロマの香り。
薄めたものをフロアマットにかけたら、時間を置かずにすすぐ
衣類用の柔軟剤を使って仕上げると、ふかふかで手触り良く、静電気防止の効果があります。
好みが分かれますが柔軟剤によっては香り付けの効果もあります。
【STEP8】水を切り、風通しの良い場所でしっかり乾かす
全てのフロアマットを同様に洗う
しっかり乾かす
最後は乾燥です。生乾きの状態で車に戻してしまうと臭いやカビを発生させる原因になりますので、ベランダなどに完全に乾くまで干しておきます。
季節にもよりますが乾燥に時間がかかります。
乾燥には夏場でも丸1日はかかります。僕は真冬の晴れた日、土曜日の午前中から翌日日曜日の昼過ぎまで干していました。
早く乾かすには斜めに干して水切りをよくしておくのがコツです。
【STEP9】完全に乾燥させた後、車に戻す
フロアマットを手で触って表面だけでなく奥までしっかり乾いていることを確認できたら車にマットを戻します。
特に運転席のマットはしっかり固定しておきましょう。
時間のないときはクリーナーを使ってもOK
水洗いをすると乾燥にどうしても時間がかかるので、時間に余裕がないときに行うのは避けましょう。
時間が取れないときは、汚れがひどくなければ水洗いをせず、カーペットクリーナーを使うのがおすすめです。
粘着ローラーを使う
ニトムズ コロコロミニ クルマ用 はシートの毛やホコリ、足元の砂粒を取るのに便利なコロコロです。
掃除機をかけるのは場所も必要とするし、結構めんどう。そんなとき、コロコロを車に積んでおけば、いつでも気軽に、出先でちょっと気になったときも簡単に掃除することができます。
泡タイプのクリーナーを使う
次の手順で簡単にお手入れできます。
水洗いより乾燥時間が短く済み、比較的簡単にキレイになるのでオススメ
まとめ 年に1回は水洗いをして車内をキレイに保ちましょう
手順を振り返ります。
- フロアマットを車から取り出す。
- フロアマットを天日干しする。
- 布団たたきでゴミやホコリを落とす。
- 掃除機でゴミやホコリを吸い取る。
- シャワーでフロアマットの汚れを洗い流す。
- 食器用洗剤で洗う。
- 柔軟剤で仕上げる。
- 水を切り、風通しの良い場所でしっかり乾かす。
- 完全に乾燥させた後、車に戻す。
フロアマットは後部座席も含めて少なくとも4~5枚程度ありますが、30分程度あれば作業できます。
乾燥時間を要すものの、前もって予定を立てておけば問題ありません。
車のフロアマットは汚れが目立ちにくいので、あまり普段から小まめに洗っている人は少ないかも知れません。
実際には目に見えて汚れていなくともかなり汚れています。
あまり汚れているとエアコンの内気循環によってホコリが舞って健康にも良くありませんね。
2~3か月に1回くらい洗うのが理想ですが、せめて年に1回くらいは水洗いでしっかりと汚れを落としておきたいものです。
時間がないときは天日干しをするだけでもダニや雑菌の繁殖を防げるので効果的です。
車内をキレイに保ち快適なカーライフを楽しんでいきましょう。
洗えるマット
量販店にも売っている透明のトレイ型マットです。
上に敷いておくと純正マットがほとんど汚れずに済みます。
簡単に水洗いができるし、砂やホコリを逃がさない立体構造のトレイ型がおすすめです。
自宅で洗車できない方向けに、誰でも簡単にできる洗車のコツとやり方をまとめています。宜しければこちらも参照ください。
【マンション住まい必見!】洗車はどこで?どうしてる? キレイを維持するための簡単な方法・コツ
最後までお読み頂きありがとうございました。