こんにちは。ラッコ。(rakko_s5050 )です。
車をキレイに保つには、定期的な洗車が一番大切です。
日頃からこまめに洗車をしていると汚れの蓄積を最小限におさえられて、日々の洗車の労力を軽減できます。
梅雨の時期など雨が続くと、いつまでも洗車ができず、どんどん車が汚れてしまうことはないでしょうか。
そこでオススメしたいのが雨の日洗車です。
「雨なのに洗車するの?」と思う人がいると思いますが、雨の日こそ洗車に向いています。
雨の日でも洗車をすることで車をキレイに保てますし、メリットが多く良いことずくしです。
参考にして頂けると嬉しいです。
記事内容の動画も投稿しています。宜しければご視聴ください。
【メリット7選】シミになりにくい・作業を省ける
雨で自然に砂やホコリが流れ落ちる
ボディに乗っている砂、大気中のチリやホコリ、走行中に巻き上げた細かい砂埃や粉じんなどは雨によって自然に流されます。
頑固な汚れが落としやすくなる
雨で流れない頑固な汚れは、ふやけて柔らかくなり、落としやすくなります。
鳥フンや乾いた花粉や黄砂などの汚れも柔らかくなって浮いてくるので、簡単に落とすことができます。
水染み、水垢がつきにくい
ボディのシミは、水道水に含まれるカルキ、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が乾くことにより発生します。
雨が降っている間は水が乾く心配がありません。
雨水は蒸留水のため不純物が少なく、ミネラル分を含んでおらず純水に近いため、乾いても水シミになりにくいです。ボディ面だけでなくガラス面も同様です。
ただ雨の中にも、特に春先は花粉や黄砂などの不純物が混ざっている可能性があり、雨の降り始めから間もないとそれらの不純物が多く含まれます。降り始めから1時間以上経過してから洗車を行うのが望ましいです。
拭き上げは適当でもOK、短時間でできる
水道水で洗車をした後は、しっかり水滴を拭き取らないとシミの原因になります。
雨水なら乾いてもシミになりにくいので、洗車後十分に雨に当てることができるのなら拭き上げの必要がありません。
土砂降りの雨の中を走行すれば、水道水と雨水が入れ替わるので心配はいりません。
- 雨が止んだり、すぐにカーポートに保管する場合。
- 小雨になってきた場合は、大まかに拭き上げをする。(水道水の量をできるだけ減らして、雨水と入れ替わりやすくするため)
塗装面に優しい
雨で大まかな汚れが落ちて、頑固な汚れが柔らかくなっているため、擦っても傷になるリスクが低いです。
塗装面に負担をかけない優しい洗車ができますね。
雨の日は空気中にチリやホコリがなく、キレイにしたボディにそれらが付着してシミや汚れの跡が残ってしまうリスクが低いです。
雨が降っていないと洗車後に砂埃などの汚れが付着してシミの原因になることがあります。
気楽にできる
シミや傷をつけるリスクが低いので、洗車に慣れていない人でも気を楽にして洗車ができます。
慣れていない人は雨洗車からやってみるのも良いかも知れませんね。
コーティングの効果を確認できる
事前に撥水性のコーティング施工をしておけば、水弾きによる撥水効果を実感できます。これも雨洗車の楽しみの一つではないでしょうか。
【デメリット】限られた作業しかできない・濡れてしまう
作業が限られる
硬化時間が必要なコーティングやワックスをかけたり、屋根がなければ車内清掃ができません。
硬化時間が必要なく、濡れた状態で施工できる簡易コーティング剤であれば塗ることができます。
雨に濡れてしまう
傘をさしていると片手となり作業効率が落ちることや、傘で車に傷をつけてしまうリスクがあります。
雨具を着用しても動きにくく効率が落ちてしまうことがあるでしょう。
【注意ポイント】小雨は注意・水道水で流すこと
小雨のときは適さない
霧雨や小雨のときは要注意です。
土砂降りなら空気中のホコリがほぼ落ち切っていますが、小雨だとホコリが混ざっていて、ボディに汚れが残ってしまうことがあります。
最初と最後はしっかり水道水で洗い流す
最初は水道水で流す
雨でボディが濡れていても、雨だけでは十分に砂埃などが流れきっていないことがあります。
そのまま擦ると傷がつくので、最初は水道水でしっかり流しておきましょう。
最後は水道水でしっかりすすぐ
雨だけではシャンプーが落ち切らなかったり、ボディのつなぎ目などはシャンプーが残ってしまいがちです。特に弱い雨だとシャンプーが白く残ってしまいます。
そして油分を含んだ水は雨で流れないことがあります。水道水でしっかりすすぎを行うのが確実です。
雨だけでシャンプーを洗い流す場合は、大雨が続くときにしましょう。
軽く拭き上げをする
すすぎをした後、雨が小降りになってきたり、止んできた場合は、拭き上げをします。
土砂降りの場合でも、屋根があれば、水道水が残りやすいドア内側や細かい隙間を中心に水滴を拭き取っておきます。
ボディも軽く水拭きをすることで流しきれていなかった汚れを取り除くことができます。
【雨の前】洗車して汚れをリセットする
雨が降ることが分かっているときは、「洗車をしても意味がない」と思う人が多いのではないでしょうか。
雨予報の時はコイン洗車場も比較的空いていることが多いです。
しかしながら、雨が降る前に洗車をしておいた方がキレイな状態を保つことができます。理由は次の通りです。
頑固な汚れがつかない
ボディが汚れている状態で雨が降ると、汚れが濡れて、やがて雨が止み汚れが乾きます。
汚れは固着し頑固なものとなり、水垢や水染みの原因に。
雨の前に洗車しておけば雨が降っても頑固な汚れになることなく、汚れにくくなります。
雨染みを防げる
雨染みはボディの汚れを含んだ水滴が乾いたときに発生します。
ボディに汚れが残っていなければ、雨が降って水滴が乾いても雨染みになりにくく、キレイな状態を保ちやすくなります。
【雨の後】汚れの固着を防ぐために早めに洗車する
できる限り、雨が止み、水分が乾く前に洗車をしたほうが良いです。
汚れが固着していた場合、時間が経つほど固着が進み、落としにくくなるからです。
放置しておくほど、汚れが雨と混ざって乾くことで水垢や雨染みになりやすくなってしまいます。
雨が上がった後、なるべく早めに洗車することで、ボディに残った汚れを洗い流し、汚れの固着を防止でき、水垢やシミのリスクを減らせます。
洗車のタイミングは?
雨が降ったときの車の汚れ具合によります。ひどく汚れている状態のまま雨が降ればそれだけ汚れが固着するリスクが高まります。早めの洗車が必要になりますね。
やはり雨の前の洗車が重要ですね。
【洗車日和は?】風のない曇りの日がベスト
晴れた日は洗車に向かない
太陽が出て気持ちの良い晴れた日は洗車日和と思われがちですが、洗車に向いていません。
ボディについた水滴があっという間に乾いてしまい、イオンデポジット、ウォータースポットなどのシミの原因になるからです。
イオンデポジット | 水道水や雨水などの水分が蒸発し残った不純物が白いシミになったもの。 |
ウォータースポット | イオンデポジットが進行したものでボディの水滴がレンズの役目をして太陽の熱を吸収し、塗装面に穴をあけてしまったもの。 |
イオンデポジットがこびりついてしまうと洗車では除去できず、ウォータースポットに至っては塗装が傷ついているため酷くなれば研磨作業をしなければ除去できなくなります。
風の強い日は洗車を避けるべき
洗った直後に強い風が吹くと、ボディに砂埃が付着してしまいます。
そのまま拭き取りを行えば、ヤスリ掛けをしているようなもので、あっという間にボディに擦り傷がついてしまいます。
ただでさえ、洗車はボディを少なからず傷つけるもの。傷をつけるのは最小限にしたいですね。
風のない曇りの日がベスト
曇りの日はすぐに水分が蒸発せず水シミになりにくく、風がなければ空気中のチリやホコリが洗車中にボディに付く量が少なくすみます。
ワックスやコーティングの施工も晴れていると蒸発して乾いてムラになりやすく、曇りの日が適しています。
夏は早朝か夕方に。冬の早朝は避ける。
夏の日中は、水分が蒸発しやすいので、比較的気温が低く日差しが弱い早朝か夕方が適しています。
夕方の場合は、ボディや走行時の熱でボンネットが熱くなっていることがあるので冷ましてから洗車をしましょう。
冬の早朝も要注意です。水をかけただけで薄く固い氷の膜ができてしまうことがあります。拭き取りができず、無理に拭き取ると氷でボディを擦ることになり傷の原因になります。足元も凍って滑りやすくなります。
【まとめ】雨の日洗車 使い分けして雨の日を有効活用しましょう
- 雨で自然に砂やホコリが流れ落ちる。
- 頑固な汚れが落としやすくなる。
- 水垢、水染みがつきにくい。
- 拭き上げは適当でもOK、短時間でできる。
- 塗装面に優しい。
- 気楽にできる。
- コーティング施工の効果を実感できる。
雨の日洗車はデメリットもありますが、それ以上にメリットが大きいです。
雨によりできない作業があったりとデメリットがあるので、曇りの日が望ましいのは確かです。しかし、長雨が続いているからといつまでも洗車をしないと汚れがどんどん蓄積してしまいますね。
状況に応じて晴れの日洗車と使い分けをすることで、雨の日洗車のメリットを最大限活用することができます。
雨の日洗車は、晴れの日洗車をするまでのつなぎ役
普段から定期的に洗車をしていれば、雨の日洗車で頑固な汚れを簡単に落としやすくなります。
晴れた日の洗車はじっくりコーティングやワックス施工まで行い、雨の日の洗車は簡単に汚れを落とすだけ、と割り切った使い分けをすると、雨の日を十分に活用できる上、愛車をよりキレイに保つことができます。
雨の日洗車は、晴れの日にしっかりメンテナンスをするためのつなぎの作業として、有効活用してみてはいかがでしょうか。
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最後までお読みいただきありがとうございました。