こんにちは。ラッコ。(rakko_s5050 )です。
圧倒的な艶で他車と差をつけたい。
そんな方は一度、天然ワックスを使ってみてください。
「ワックス掛け」、僕は今まで関心がありませんでした。というのもワックスなんて昔の話、今はコーティングが主流だと考えていたからです。
カー量販店でも多くの簡易コーティング剤が目立つところに並べられており、ワックスはあまり売れていない印象です。
ところがTwitterなどのSNS上では、ワックスの施工により驚くほどの艶を出している方、様々な種類のワックスを手に入れて施工を楽しんでいる方の投稿が多く見受けられます。
恥ずかしながらカー用品店にはなかなか売られていない、高級ワックスの存在を初めて知りました。
ワックスに少し興味が出てきた頃のこと、愛車を研磨し、仕上げにワックスを塗り込む機会がありました。
その艶感に惚れ惚れし、自身で初めて高級ワックスを購入してみました。
今回はワックスの魅力と種類、そしてガラスコーティングにも少し触れてお話したいと思います。
- ワックスに関心があるけれどあまり分からない方。
- これからワックス掛けをしてみようと考えている方。
ガラスコーティング・ワックス どちらもメンテナンスが必要
世の中ではガラスコーティングが主流となっていますね。
ワックスと比較してどちらが良いのでしょうか。それぞれ一長一短でどちらとは言い難いです。
ガラスコーティングについては、記事【必見】車のガラスコーティング 下地処理が必要な3つの理由に詳しくまとめています。宜しければ参照ください。
ガラスコーティングは無機質のコーティング。それゆえ雨シミになりやすく固着しやすい。
しっかり定期的に洗車をし、こまめにメンテナンスをしなければ、余計塗装の劣化が進行してしまいます。
もっともメンテナンスが必要なのはワックスにも同じことが言え、いずれにしてもこまめな洗車は必要になります。
ワックスの種類
ワックスはカルナバロウという植物由来の蝋を主成分とし、塗装面に塗り広げて艶を出し、塗装の劣化を防ぐ役割を果たします。
- ワックスの塗り込みはコーティングよりも手間がかかる。
- コーティングに比べて耐久性がないので、施工の頻度が高くなる。
面倒だと感じる方には向いていないでしょう。
塗り込むことによって圧倒的な艶感が得られる。
車好きや洗車が楽しいと思える方にとっては、塗り込むことによって得られる喜びが、めんどうな作業から楽しい作業に変えてくれるでしょう。
ワックスは有機質のコーティング。水シミなどスケールはつきにくいがホコリなど有機質の汚れはつきやすい。
ワックスには原材料により次の種類があります。
石油系溶剤ワックス
石油系の溶剤にカルナバロウを含有させ、施工しやすくして艶を出しています。
主な特徴です。
- 安価。
- 種類豊富で入手しやすい。
- 作業性が良い。
- コーティング車への施工は不向き。(特にコンパウンドが含まれているもの)
- 成分が柔らかいため、流れ落ちやすくガラスが油膜になりやすい。
- 持続性が短い。
- 有機系の汚れ(ホコリ・排気ガス・花粉、黄砂など)がつきやすい。
- スケールはつきにくい。
一般的にカー量販店に売られているワックスは石油系溶剤ワックスです。
プラスチック容器だと容器を溶かしてしまうので缶に入っています。簡単に見分けることができますね。
施工の注意点です。
- ボディに残った石油系溶剤が汚れと混ざると水垢や油汚れとなり、そのまま放置しておくとやがてシミになる。
- まめにワックスを落として脱脂、再施工をすることが必要。
天然ワックス
天然成分100%、天然由来の成分のみを使用したワックスで、高級ワックスと呼ばれています。
カルナバロウの含有率が高く、添加されるのは天然由来の植物性オイルなどで石油系溶剤が使われていません。
石油系と異なり天然由来の植物性ロウが塗装面に定着することにより持続性が上がり、ガラス油膜になりにくい。
主な特徴です。
- 濡れたような深い艶が得られる。
- 雨シミになりにくい。
- 洗車回数が少なめでも大丈夫。
- 再施工のスパンが短い。
- 防汚性に優れている。
- ガラスコーティングに比べて耐久性が短い。
- 施工がやや難しい。
- 紫外線をカットできる。
- コスパが良い。
天然ワックスの大きな特長はシミになりにくい、濡れたようなワックス特有の艶が得られることにあります。
水垢や傷は消せない
単体では水垢や傷を消すことはできません。
キレイな艶感を得るには、施工前に下地をしっかりと整えることが大切です。
ガラスコーティングの上からでも施工できる
水垢除去力の強いワックスはコンパウンドを多く含んでいますが、天然ワックスは除去力がない分、コーティングに悪影響を及ぼすことがなく、ガラスコーティングの上からの施工も問題ありません。
まとめ
ワックスの種類と特徴についてお伝えしました。
結局のところ、ガラスコーティングかワックス、どちらが良いのか。これは好みが分かれるところです。
ワックスの種類において、石油系溶剤ワックスは安価で艶が出せますが、リセットと施工をまめに繰り返さないと逆に汚れてしまい、シミになってしまうリスクがあります。
その点からも、比較的少ない施工頻度で愛車をキレイに保てる、塗装に優しい天然ワックスをおすすめします。
天然ワックスの中では『ザイモール チタニウムグレイズ』が施工性が良く、濡れたような艶と撥水性が得られます。
『ザイモール チタニウムグレイズ』につきまして、下記詳しく記事にしています。宜しければ参照ください。
【ザイモール】チタニウム 愛車に深い艶感と撥水を与えるには天然カーワックス
最後までお読みいただきありがとうございました。