こんにちは。rakko(rakko_s5050 )です。
マンション住まいのため水道がなく、毎回洗車場でシャンプー洗車しています。
流水しながら柔らかいクロスでボディに付着している泥やホコリを優しく撫でながら落としていく洗車方法を流水洗車といいます。
しかし、マンションや月極駐車場では水道設備がないので、流水洗車ができません。
自宅で洗車をできるのは、庭先やガレージなど水道を自由に使える環境にある人に限られていますよね。
僕は幸い自宅からわりと近くに洗車場があるのですが、それでも行くには予定を立てて、道具を準備しなければならず、頻繁に通うのは億劫になることがあるし、お金もかかります。
だんだん洗車頻度が減っていき、愛車がどんどん汚れてしまう。そんなことがありました。
水道がなくても自宅で洗車できたら、もっと楽に頻繁に洗車ができて、よりキレイな愛車を維持できるのではないか?
そこで水道設備がないマンション内での洗車にチャレンジしました。同じような境遇を持つ方の参考になれば嬉しいです。
シャンプー洗車か水洗い どちらがおすすめ!? メリットとデメリット では、泡洗車と流水洗車の違い、メリットとデメリット、常にキレイを維持するための洗車方法の使い分けについて書いています。宜しければ参照ください。
蓄圧式噴霧器を使う 【コーナン】蓄圧式洗車クリーナー
マンション内スペースで水道が使えないので『手動蓄圧式噴霧器』を購入しました。
コーナン蓄圧式洗車クリーナーを購入、価格は1,600円程度です。
蓄圧式噴霧器を使ってマンション内で流水洗車ができます。
いつでも必要な道具を家に取りに戻ることができるし、洗車時間が短くなることで負担を軽減できます。
コーティングメンテナンス剤を使う 【ながら洗車】シリコンシャンプー
シリコン洗車の発想から生まれた商品『シリコンシャンプー』を使います。
シリコン洗車とは何でしょうか。
シリコン洗車
シリコン洗車とは、YouTubeから発祥したと言われる工業用のシリコーンオイルを使用したボディコーティングによる洗車方法です。
「シリコン」とはケイ素の名称で、「シリコーン」とはその化合物のことなので、正確には「シリコーン洗車」となります。
使われているのは『信越化学工業 シリコーンオイルKF-96-50CS(信越シリコーン)』という工業用のものです。
自動車のボディ用に開発された製品ではないため使用は自己責任となりますが、艶、撥水といったシリコーンの特性がそのまま安価にコーティングとして使えるという発想です。
艶はコーティングの中でもトップクラス、継続して行うことによりその効果が上がっていきます。まさに育てる洗車ですね。
【ながら洗車】シリコンシャンプー
- シリコン洗車の発想から生まれたシャンプーで洗浄と同時にコーティングができること。
- シリコーンオイル、植物性の界面活性剤に加え、「シリカ化合物」配合により、しっかり定着させ防汚性をアップ、ツヤ、雨染みを抑えるといったシリコン洗車の強みを活かしつつ、施工の手間など欠点を補っていること。
- あらかじめコーティングをしておくことで、より洗浄力の向上や傷の防止の効果が得られること。
【ながら洗車】シリコンシャンプーについて詳しくはレビュー記事を参照ください。
【解決】簡単施工でヌルテカボディ 【ながら洗車】シリコンシャンプー 感想レビュー
流水洗車を行う
水道なしで簡単に洗車、コーティングまでしたい。そこで『シリコンシャンプー』を使用します。
流水を泡の代わりに使用することで、傷つきリスクを減らすことができます。
流水洗車を行うときの注意点
いくつか注意点があります。
- コーティングを施工しておくのが望ましい。
- 愛車がそこまで汚れていない状態で行う。(前回洗車から概ね1ヵ月以内、汚れが柔らかい状態)
- 使うタオルはたっぷり水を含ませてビショビショな状態にしておく。
- タオルは汚れたら水ですすいで常にクリーンな状態にし、数枚用意し使い分ける。
硬い汚れがついているとマイクロファイバークロスが汚れを引きづって傷の原因になります。
傷防止のため、汚れにアプローチするタオルと、『シリコンシャンプー』を施工するタオルは別にして使い分けます。
洗車から約3週間の状態です。ホコリが積もっていますが指でこすれば落ちるくらいの汚れです。
準備するもの
- バケツ(2つ)
- 蓄圧式噴霧器
- マイクロファイバークロス(5枚以上)
- 替えの水(2リットルペットボトル2~3本)
- 脚立など(必要に応じて)
- 溶剤、クリーナー(必要に応じて)
- メインのバケツはグリッドガードつきの大きなバケツでタオルの洗浄用に使用します。
- 小さいバケツはタオルを絞ったときの水を入れるために使用します。(マンション内なので地面を濡らしたくないため)
- 溶剤は『シリコンシャンプー』のほか、窓、下回り用に 『Degreasing Shampoo』【ながら洗車】を希釈したマルチクリーナーを使用します。
マルチクリーナーは下回りや窓の洗浄用に使用しましたが、それほど汚れていない場合は『シリコンシャンプー』の使用だけでも十分です。
流水洗車の手順
作業はルーフ、窓、ボンネット、サイド、フロント、リア とパネルごとに行っていきます。(タイヤ、ホイールを作業する場合は最初に行います。)
ルーフ、ボンネット、サイドへのアプローチ
作業場所の確保と道具を準備します。
蓄圧式噴霧器を使ってたっぷり水をかけ、『シリコンシャンプー』を直接吹きかけます。
蓄圧式噴霧器を使って水をかけながら、ビチャビチャに濡らしたタオルをボディに滑らせます。
この時、タオルの接地面に水をためて滑らせていくのがポイントです。泡が出て汚れを滑らせる感じです。
タオルが汚れたらバケツの水でもみ洗いしてすすぎ、大きな汚れを落とします。
固く絞った別のタオルで拭き上げをします。
さらに別のタオルで乾拭き、仕上げをします。
ポイントはタオルに水をためながら滑らせていくことです。流水が泡の役割を果たします。
使うタオルはもみ洗いし、クリーンな状態にしておけば、傷つきのリスクをかなり軽減できます。
ウィンドウへのアプローチ
油脂汚れが目立つ場合、マルチクリーナーを使用します。
蓄圧式噴霧器で十分水をかけてから、マルチクリーナーを吹きかけます。
ルーフ、ボンネット、サイドと同じ要領です。(STEP 3参照)
『シリコンシャンプー』をマイクロファイバータオルに2プッシュ程度吹きかけて、ガラスを拭き上げます。
フロントウィンドウはワイパーがびびってしまう可能性がありますので施工を控えておきます。
下回りへのアプローチ
硬い汚れやピッチタールなどひどい汚れが目立つ場合、マルチクリーナーで予洗いしておきます。
30秒程すると汚れが浮き、かき取りやすい状態になるので、同様に蓄圧式噴霧器で水を当てながらタオルで滑らせていきます。
あとは『シリコンシャンプー』をかけて同様の手順です。
確認作業・作業を終えて
拭き残しやムラなど全体の確認作業を行い終了です。
作業時間は1時間半程度、使用した水は5リットル程度(容量2リットルで2回水を入れ足した)です。
蓄圧式噴霧器を使った洗車は初めてで、やや手こずってしまいましたが、慣れればもっと早くできると思います。
水の量については、もう少し惜しまず使うべきでした。合計6リットル程度あれば十分かと思います。
まとめ
初めて蓄圧式噴霧器を使用した流水洗車にチャレンジしました。
今まで水道がない場所での洗車は、傷つきリスクの不安要素があり躊躇していたのですが、実際にやってみると思いのほか楽に早く、そしてほとんど傷つきのリスクがなく洗車することができました。
使用した『シリコンシャンプー』に関しては、施工が簡単な上、満足できる艶を出すことができ、洗浄とコーティングを簡単に同時にできるという点で大変気に入っています。本当に艶が良くてびっくりします。
毎回洗車場へ行くのは少し面倒になるのですが、適度に自宅で流水洗車ができれば、もっと楽に、時間の空いたときに楽しみながらできそうです。
ある時は「ガッツリ洗車場で泡洗車・コーティング施工」、ある時は「軽めに自宅で流水洗車」 という形で上手に使い分けながら、洗車ライフを楽しんでいきたいです。
作業は、ながら洗車さんの「ながら洗車チャンネル」を参考にしています。『シリコンシャンプー』は他にもいろいろな方法で使えます。
詳細の説明や方法についてはぜひ下記動画を参照ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。