こんにちは。ラッコ。(rakko_s5050 )です。
洗車場での洗車方法、手順がわからない。うまくできるか不安。
コイン洗車場では、自由に水を使える時間が限られているので、テキパキと要領よく作業をしないといけません。
制限時間があっても落ち着いて作業するには、コツが入りますし慣れも必要です。
- 洗車場での作業の流れ
- 作業に適した服装や、作業手順を16ステップで解説
コイン洗車場での洗車に慣れていない人がお読みになり、流れを理解し、よりスムーズに洗車をして頂ければ嬉しいです。
コツをつかんで、時間とお金を有効活用、快適な洗車場ライフを楽しみましょう。
コイン洗車場でのマナーについては、必見【これだけはやってはいけない】 初めてのコイン洗車場で守るべきマナー11選 を参照ください。
コイン洗車場での洗車をYouTube動画にしています。
【服装に気を使う】固いものがついていない格好で
汚れても良い動きやすい服装をしましょう。ファスナーやボタンがついていない服装が良いでしょう。
洗車に夢中になっていると知らず知らずのうちにボディと体が触れて、ファスナーなどの金属でボディに傷をつけてしまうことがあります。指輪や腕時計、ブレスレッドなどのアクセサリーは外しておきましょう。
車を傷つけない動きやすい服装なら何でもOKです。
靴は濡れてしまうので夏場は防水のスニーカー、冬場はゴム製の長靴がベストです。転んで怪我をしないよう滑りにくい靴が良いです。
ポケットがあるとタオルなど入れておけるので便利です。
【方法・手順】洗車場での手洗い洗車
手順の一例を紹介します。
【STEP1】洗車道具を準備、車に載せる
洗車場で使う予定の洗車道具を準備し、車に積んでおきます。余裕を持って事前に準備しておくと慌てなくて良いですね。
【STEP2】洗車場へ移動・洗車スペースがいっぱいの場合は順番待ちをする
混雑時はスペースが埋まっていることがあります。気候の良い週末、花粉・黄砂の飛来などで車が汚れやすい時期、連休最終日などは特に混み合います。
割り込みなどせず、待機スペースで待ち、スペースに空きがあれば車を止めましょう。
【STEP3】必要なグッズを取り出しておく
車から必要な洗車道具・グッズを取り出しておきます。最初に必要なのはバケツ、シャンプー、タオル(マイクロファイバークロス)です。
拭き上げ用のタオルや、コーティング剤などはまだ車に積んでおきましょう。
洗車に必要な道具については、【これだけで十分】洗車道具・グッズ17選 洗車場利用者にオススメ にてオススメの道具を紹介しています。宜しければ参照ください。
伸びているアンテナがあれば外しておき、窓が閉まっていることを確認しておきましょう。
【STEP4】カーシャンプーを用意する
バケツとカーシャンプーを用意し、希釈液作っておきます。
バケツに適量のシャンプーを入れてから水道水を注ぎ、十分に泡立てておきます。
シャンプーはボディとタオルの潤滑性を良くし、タオルでボディをこする際に摩擦を少なくすることで、傷つきリスクを軽減させる役目を果たします。
使用するシャンプーは、すすぎの時間が限られているため、泡切れの良いシャンプーをオススメします。
【シュアラスター】カーシャンプー1000、【ながら洗車】スノーシャンプー どちらも泡切れが良くオススメです。【STEP6】タイヤ・ホイールを洗う
最初にタイヤ・ホイールを洗います。
タイヤやホイールはブレーキダストや頑固な油汚れがつきやすく、しっかりブラシでこする必要があります。
洗っているうちに飛沫がボディに付着してしまうので、ボディより先に洗うようにしましょう。
詳しい洗い方、オススメグッズについて、【コツ】コイン洗車場でタイヤ・ホイールって洗ってる? 効率的な洗い方とおすすめブラシ に記述しています。宜しければ参照ください。
【STEP7】下回りを予備洗浄しておく
下回りには頑固な泥汚れ、ピッチタール汚れが付着しています。あらかじめ洗い流しておきます。
この作業をしておくと、クロスでボディを洗うときの傷つきリスクを軽減できます。
先にクリーナーを吹きかけて、汚れを浮かしておきます。
舗装してまだ間もないアスファルトや工事現場、夏の日差しで暑く焼けた道路等を走行したときに、タイヤで跳ね上げられることによりボディ表面に付く油系の付着物です。走行場所や使用環境によって差がありますが、ほとんどの車に付着しています。
付着したあと温度が下がると硬く固まってしまうため、シャンプーでは落ちません。
付着したまま放置すると汚れが硬化して除去しにくくなり塗装のシミの原因になってしまうため早めに落としましょう。
油系の汚れがこびり付いたものですので、クリーナーで溶かして分解すればわりと簡単に除去することができます。
予備洗浄は、泥汚れや虫汚れなどの頑固な汚れ落としに幅広く対応できるマルチクリーナーを吹きかけたり、泡噴霧器にカーシャンプーを入れて泡をかけて行います。
使用しているマルチクリーナーについては、【大人気】ながら洗車 脱脂シャンプー&マルチクリーナー レビュー 脱脂から虫汚れまで使える を参照ください。
泡噴霧器を使う方法は、【解決】洗車傷をつけたくない コイン洗車場で泡泡洗車を楽しむ! 自動泡噴霧器フォームガン スノーメン を参照ください。
【STEP8】洗車コースを選択、小銭を投入する
洗車コースや金額は地域や洗車場によって異なります。
利用している洗車場は、水洗いのみで600~800円程度です。
水洗い5分で300円というところもあり、この場合は最低でも2回(600円)は必要でしょう。
お好みの洗車コースを選びます。水コース、洗剤コースなどがあります。
- 水コース 水2分 手洗い8分 すすぎ3分 で800円
- 水コース 水5分 手洗い10分 すすぎ5分 で700円(100円追加で延長可能)
手洗い時間は機械が一時停止になり、その時間内に手洗いを終わらせます。水、すすぎ時間中に一時停止をすることができますが、停止中も時間は経過していきますので注意が必要です。
【STEP9】高圧洗浄機で積もったホコリや汚れを落とす【水2分または5分】
車全体に勢いよく水をかけて、ボディにかぶっているゴミ、砂、ホコリを吹き飛ばします。
砂などが残っていると次の過程で傷をつける原因になりますので十分に洗い流しておきましょう。
洗い終えているタイヤ・ホイール、予備洗浄をしておいた下回りを一旦洗い流し、一時停止に移ります。
【STEP10】カーシャンプー・スポンジやミットなどを使って洗う【一時停止8分】
マイクロファイバータオルやスポンジ、ミットなどをシャンプーで泡立てたバケツに浸してビチャビチャに濡らし、上(ルーフ)から順番に洗っていきます。
力を入れずにできるだけ優しく撫でるように洗っていくのがポイントです。
一時停止では限られた時間内で時間配分を十分考慮して、効率良くやり残しのないよう車全体を作業していきましょう。
残り時間が表示されるので時間を気にしながら洗い残しがないようにします。
下回り用タオルを用意する
下回りは泥汚れなど硬い汚れが付着しているため、下回りに使ったタオルをそのまま他の部分に使うとタオルについた汚れを引きずって傷つきの原因になってしまいます。
バンパー下や、ボディサイド下3分の1くらいまでの範囲は下回り用のタオルを用意しましょう。
使用するタオルやスポンジ、ミットなどについて、オススメを紹介しています。
宜しければ、タオル?スポンジ?何で洗う?洗車のおすすめアイテム【7選】 を参照ください。
【STEP11】十分にすすぐ【水3分または5分】
再び高圧洗浄機で勢いよく水ですすいでいきます。しっかり車全体に水をかけて洗い流しがないようにすすぎます。
シャンプーが残っているとシミの原因になるので注意します。
ここでも常に残り時間を気にします。時間との戦いですね。
【STEP12】ボディの拭き上げ 炎天下では急いで拭き上げる
すすぎが終わったら、拭き上げスペースに車を移動、拭き上げ用のタオルを用意し、急いで拭き上げ作業に入ります。
特に炎天下では拭き上げを急がないとボディ表面が乾いてしまい、スケール汚れと呼ばれる水垢を作る原因になります。
この汚れは無機質の汚れで洗車では落とすことができず、酸性のクリーナーを使って除去する必要があります。
すすぎの後は大判タオルや、水拭き用と乾拭き用のマイクロファイバークロスを用意してスピーディに拭き上げしていきましょう。
- イオンデポジット:水道水や雨水などの水分が蒸発し残った不純物が白いシミになったもの
- ウォータースポット:イオンデポジットが進行したものでボディの水滴がレンズの役目をして太陽の熱を吸収し、塗装面に穴をあけてしまったもの
水道水に含まれるミネラル分がシミの原因になります。しっかり拭き上げし水滴を取り除くことが大切です。
気温が高い日に炎天下で洗車をするとき、特に拭き上げを素早く行わないといけません。参考動画を投稿しています。
【STEP13】簡易コーティング剤・タイヤワックスで仕上げる
必要に応じて簡易コーティング剤やタイヤワックスを施工します。
コーティングは方法によっては【STEP12】の拭き上げの前に施工します。
簡易コーティング剤は洗車の度に施工しなくても、定期的な施工により、汚れの付着をおさえられ普段の洗車の時短につながります。
【STEP14】細かい箇所の拭き上げをする
ドアやトランク、ハッチ、給油口、エンジンルームを開けると水滴が残っています。
ドア内側やヒンジなど拭き残しがあるとシミになりますので、拭いておきましょう。
エンジンルーム内は軽く水拭きしておくだけでもキレイになりますよ。
エンジンルームの清掃について、より詳しい方法を【簡単】1時間でできる!エンジンルームのお掃除方法 マンション住まいでも水を使わずにできるやり方 に記述しています。宜しければ参照ください。
【STEP15】内窓、車内清掃を行う
時間に余裕があれば内窓、車内のダッシュボードやシートもキレイにしておきましょう。
内窓はクリーナーを吹きかけたタオルで拭くか、精製水をスプレーして拭き上げてもスッキリします。
車内のお掃除グッズを紹介しています。宜しければ【初心者必見】車内のおすすめ便利グッズ5選 手軽に簡単に車内清掃!を参照ください。
【STEP16】後片付け
使用したマイクロファイバータオルやスポンジなどは自宅でしっかり洗って陰干しし、次の洗車に備えて保管しておきましょう。
【まとめ】コツをつかめば要領良く洗車できる 無理なく楽しくやりましょう
整理します。
- 洗車は固いものがついていない服装で行う。
- タイヤ・ホイールの洗浄をしてから、下回りを中心に予洗いしておく。
- シャンプーで上から順番に洗っていく。
- すすいだら、ボディと細部の水滴を拭き上げる。
- 仕上げは必要に応じてコーティング、余裕があれば車内清掃を行う。
コイン洗車場の利用は最初は戸惑ってしまっても、コツをつかめば慣れてきて要領良く作業ができるようになります。
一度に全てやろうとせずに、今週はボディ、来週は車内清掃というように分けて作業するのも洗車を無理なく続けていくための秘訣です。
洗車を苦と思わずに、手を抜けるところは抜きつつ、楽しく行うことが重要です。
ぜひ月に1回は楽しく洗車を継続していきましょう。
自宅で洗車できない方向けに、誰でも簡単にできる洗車のコツとやり方をまとめています。宜しければこちらも参照ください。
【マンション住まい必見!】洗車はどこで?どうしてる? キレイを維持するための簡単な方法・コツ
最後までお読みいただきありがとうございました。