こんにちは。ラッコ。(rakko_s5050 )です。
大切な愛車、長く乗りたいですよね。長持ちさせるために、こまめなメンテナンスが欠かせません。
マメなお手入れで、キレイな状態を維持できます。
マンション住まいなんだけど、洗車はどうしたらいい?
洗車スペース付きであれば良いのですが、そのようなマンションは少ないのが現状です。スペースがあっても他の人が使用中だと思うように使えません。
通常マンションやアパートだと、洗車に必要な水道やホースの確保ができませんね。
しかしながら、工夫次第で愛車をキレイに維持できます。
本記事では、マンションやアパート住まいの人に適したお手入れのやり方やコツをお伝えします。
僕は15年以上マンション生活をしています。恵まれない環境の中で、どうしたら愛車をキレイにしていけるか試行錯誤中です。
過程を含め、参考にしていただけたら幸いです。
【洗車道具、グッズ】バケツ・カーシャンプー・マイクロファイバーは必需品
自分で洗車をするには道具がないとはじまりませんね。
カー用品店やamazonなどの通販ショップで、様々な種類のグッズを揃えられます。
洗車バケツ、カーシャンプー、マイクロファイバークロスは欠かせないでしょう。
車内清掃用のグッズも迷ってしまうくらい多くの種類がありますね。
【洗車道具・グッズ】これだけあれば十分
ボディのお手入れにオススメなのは、バケツ、カーシャンプー、洗車タオル(マイクロファイバークロス)やスポンジ、ニトリルグローブです。
ボディの汚れを落とすには十分ですが、「コーティングをしたい」「タイヤ・ホイールをキレイにしたい」なら他のものを準備したいです。
カー用品店や、通販で購入できるものでオススメしたいものを紹介します。次の記事を参考にしてください。
【これだけで十分】洗車道具・グッズ17選 洗車場利用者にオススメ
【車内お掃除グッズ】シート・ダッシュボード・フロアマットも汚れている
ボディに気を取られがちですが、車内も汚れがたまりやすいです。
シートやダッシュボード、フロアマットなど、「あまり汚れていないな」と、そのままにしていると実は目に見えにくい汚れが蓄積していきます。
車内清掃は時間をかけなくても、普段から簡単なお掃除をするだけでキレイに保てます。定期的に行いましょう。
お手入れグッズは、カー用品店やホームセンターで手に入るクリーナーやクロスがあれば十分です。
【初心者必見】車内のおすすめ便利グッズ5選 手軽に簡単に車内清掃!でグッズを紹介しています。宜しければ参考にしてください。
【洗車場を見つける】高圧洗浄機が使える最寄りのコイン洗車場・屋内セルフ洗車場
マンションやアパート住まいだと自宅でホースを使って洗車することはできません。
敷地内にホースが設置してあっても自由に使うことはできないでしょう。
春先で大量の花粉が積もっているときや、高速走行後で虫が付着しているとき、砂や汚れが大量に蓄積しているときはもちろんのこと、普段から定期的に、ボディの傷付き防止のためにもしっかり水をかけて洗車することが大切です。
十分な水量を使えるコイン洗車場で洗車することオススメします。
できるだけ近くのコイン洗車場を見つけておきましょう。
作業は要領良く、事前にシミレーション
洗車場には高圧洗浄機が設置されています。ボディの汚れやホコリを吹き飛ばしてから、カーシャンプーを使って洗車することでボディの傷つきリスクを軽減できます。
洗車場では、自由に水を使える時間が限られているので、テキパキと要領よく作業を行います。
作業の流れをシミレーション
初めて洗車場を利用する場合、あらかじめ作業の流れをシミレーションしておくと良いです。
大まかな手順は次の通りです。
- タイヤ・ホイールを洗浄する。
- 洗車コース選択後、コインを投入する。
- 高圧洗浄機を使ってホコリや汚れをよく落とす。
- カーシャンプーで洗い、よくすすぐ。
- 拭き上げする。
コイン投入後は時間制限が発生するので、迷ったり考えてしまうと間に合わなくなります。
【コツ】洗車場での手洗い洗車 初心者でも簡単にできる方法 手順を解説! をお読みいただくと予習になります。実際に作業する前に参考にして頂ければ幸いです。
事前の情報収集、ルールを守る
洗車場は公共施設のためルールを守る必要があります。
洗車場へ行く前に作業手順をあらかじめ調べておくことで安心して出掛けることができます。
お目当ての洗車場が見つかったら、営業時間や料金などの情報を調べます。
洗車場のルールについても今一度心に留めておきましょう。当たり前のことですが、お金を払わないで水だけ使ったり、敷地内に洗車以外で車を止めることはしてはいけません。
- 作業手順をシミレーションしておく。
- 洗車場を見つけたら、営業時間や料金など情報を調べておく。
- 洗車場のルールを心に留めておく。
洗車場によっては粗大ゴミが捨てられていたり、マナーが守られていないことがしばしばあります。
ルールが守られていないと洗車場の閉鎖や減少につながります。
皆が気持ち良く利用できるようルールを守りましょう。
必見!【これだけはやってはいけない】 初めてのコイン洗車場で守るべきマナー11選をお読み頂くと、洗車場へ行く前に知っておくべきことやルールについて詳しくご確認頂けます。
セルフ洗車場 の紹介
セルフ洗車場の紹介をしています。宜しければ下記チェック頂き、お近くであればぜひ足を運んでみてください。
保管場所(駐車場)はできるだけ直射日光を避ける
太陽の紫外線は車のゴム、樹脂パーツの寿命を縮め、ヘッドライトの黄ばみやくもりの原因になります。
もし選べるのならできるだけ陽の当らない区画を希望すると良いでしょう。
屋根がある場所や機械式立体駐車場の下段を選ぶなど、青空駐車をできるだけ避けることです。
とはいえ、現実的には青空駐車しか選べないことも多いです。その場合は、塗装面を守るためコーティングの施工やボディカバーをかけることを検討しましょう。
定期的な洗車、コーティングをする
キレイな車を維持するために、汚れを蓄積させないことが大切です。
定期的な洗車で汚れの蓄積を最小限にし、コーティングの施工で、汚れの付着を軽減し紫外線からボディを守ります。
オススメは手洗い洗車
洗車はいろいろな方法があります。
- 自分で手洗いする。
- ガソリンスタンドやお店で手洗いしてもらう。
- 洗車機にかける。
自分で手洗い洗車をするのがオススメです。次のようなメリットが得られるからです。
- 細かい部分まで自分の気が済むまで洗える。
- 車の状態(変化)を把握でき、トラブル防止につながる。
- 車に愛着がわき、事故防止につながる。
【おすすめ】手洗い洗車 自分でやることの3つのメリット でメリットを詳しくお伝えしています。宜しければ参照ください。
手洗い洗車前に注意すべきポイント 5選
自分で手洗い洗車をする上で、注意することはありますか?
事前に知っておいたほうが良いポイントがあります。
- いつ? 夏場は炎天下を避け、曇りの日か早朝、または夕方、風の弱い日に作業する。
- どこで? 自宅で作業できる人は自宅で、できない人は洗車場で作業する。
- 準備は?バケツ、シャンプー、タオルが必須。
- 収納は?道具・グッズの収納は工夫する。
- 頻度は?おすすめ頻度は2週間~月1回。
【簡単】初心者はこれだけでOK! 洗車前の注意点5選 で注意ポイントについて詳しくお伝えしています。
洗車前の準備を万全にしておけば誰でも安心して洗車することができます。
【簡易コーティング】ボディの艶・水はじきが得られる
ボディの艶や撥水効果を得たい、簡単でオススメなのは、簡易コーティング剤の施工です。
- ボディに艶を与えるだけでなく、塗装面に被膜を形成することによって、ボディを紫外線、汚れやホコリから保護する。
- 施工後は汚れがつきにくくなり、日常の洗車を簡単に済ませられる。
ただし、注意点があります。
コーティング剤を繰り返し施工するのはNG。
コーティング剤の上についた汚れやシミを除去せずコーティングを重ねていくと、汚れやシミが取りづらくなってしまいます。
- コーティング施工前に古いコーティング剤を取り除く(リセットする)下地処理が重要。
- 下地処理の有無はコーティングの効果に影響する。
下地処理の作業手順は次の通りです。非常に労力と時間のかかる作業になります。
- 洗車
- 鉄粉除去
- 磨き作業 シリカスケール(水シミ、水垢などの無機質汚れ)除去
- 洗車(研磨剤除去のため)
- 脱脂作業
工程が多く大変ですね。初心者でも簡単にできるのが次の手順です。
- 脱脂洗車(脱脂が可能なシャンプーを使って洗車)
- 鉄粉除去
- 磨き作業
すごく簡単になります。労力、時間を大幅に軽減でき、下地処理のハードルが下がります。
【超絶簡単!】 誰でもできる 車のコーティング施工前 下地処理 で作業手順を詳細に説明しています。下地処理は手を抜かずにしっかりと行っていきましょう。
【タイヤ・ホイール洗浄】足元からキレイにすると気持ちいい 最も汚れるパーツがタイヤ・ホイール
タイヤ、ホイールは地面に一番近く最も汚れているパーツです。
洗車してボディをピカピカにしても、タイヤが泥まみれだったり、ホイールがブレーキダストで黒ずんでいては、せっかくのピカピカボディが台無しですね。
オイルやブレーキダストなどの汚れを放置するとゴムが変質し、タイヤを傷めてしまうことになりかねません。
【洗う順番】タイヤ・ホイールは最初に洗う
洗車するときボディは上から下にかけて洗うのが基本です。しかし、最初に洗うのは下にあるタイヤ・ホイールです。
ボディの下回りは他の部分に比べて汚れがひどくなりがちです。
ボディを洗った後、タイヤ・ホイールをもう1回仕上げ洗いをしてキレイにします。理由は次の通りです。
- ボディ洗浄後にタイヤ・ホイールを洗うと、せっかくキレイにしたボディに汚れが飛び跳ねてしまい、もう一度ボディを洗うことになるから。
- タイヤ・ホイールをキレイにしてからボディを洗っても、タイヤ・ホイールにボディの汚れがついてしまうことがあるから。
次の手順で行います。
- タイヤ・ホイールを洗う。
- ボディを上から下にかけて洗う。
- タイヤ・ホイールの仕上げ洗いをする。
【洗い方】タイヤ・ホイール
洗車場では次の手順で洗います。(実践している一例です。)
- タイヤの洗浄
- ホイール・キャリパーの鉄粉除去
- ホイールの洗浄
- ブラシを使ってタイヤ・ホイールを手洗い
- すすぎ(洗車)
- 拭き上げ(ボディ)
- ホイールの撥水コーティング
- タイヤワックスで仕上げ
詳しい方法は、【コツ】コイン洗車場ユーザー向け タイヤ・ホイールを洗う方法 を宜しければ参照ください。
タイヤはキレイにするだけでなく、定期的(月1程度)は空気圧チェックも忘れずに。ガソリンスタンドで短時間でチェックできます。
【窓ガラス洗浄】キレイな窓が、視界確保と安全運転につながる
梅雨シーズン、そして夏はゲリラ豪雨も多いですね。
当然雨の中運転することがありますが、視界が悪いと大変キケンです。安全のために視界をクリアにしておきたいですね。
油膜汚れとウロコ汚れ
油膜、ウロコ汚れとは?また違いは何でしょうか。
- 油膜:乾いた状態で分からないが、水拭きすると確認できるシミのようなもの。
- ウロコ:乾いた状態でも確認できる白いシミのような跡。
雨や夜間走行時、窓ガラスがギラギラして前が良く見えない、ということがあれば油膜が原因です。
やっかいなことに洗車や水拭きでは落とすことができません。
そしてウロコ汚れ。油膜が積み重なって進行したものです。放っておくと、どんどん厚みを増して取りにくくなり、このウロコ汚れも洗って落ちるものではありません。
油膜汚れの原因は次の通りです。走っているだけで油膜は少しずつ、ついていきます。
- 大気中の排気ガス。
- 雨で溶け、流れ落ちて劣化したコーティング剤やワックス。
- 他の車が跳ね上げた道路の油分が含まれた水。
- 雨に含まれる大気中の油汚れ。
油膜除去剤を使い、研磨剤を塗り込みウロコを削り落として、キレイにしていきます。
ガラスの下地処理
油膜や劣化した撥水剤を放置したまま、上から撥水コーティングをしてしまうのはよくありません。
劣化した撥水剤が油膜となってしまい、その上から被膜を重ねると油膜や汚れを閉じ込めてしまいます。
十分な撥水効果が得られないばかりか、塗れば塗るほど見えにくくなります。
油膜をしっかり除去、キレイにリセットし、下地を整えてから撥水剤を塗り込むのが重要。
洗車場で油膜とウロコ除去をし、窓ガラス全面をキレイにしました。そちらの様子は次の記事を参照ください。
【簡単】車の窓ガラス 油膜とウロコ除去、撥水コーティング 【ながら洗車】 ガラスポリッシュ/スプラッシュ&リムーバーで定期的なメンテナンス
【車内・エンジンルームの清掃】普段目につかない箇所も定期的に行う
ボディに比べて車内のお掃除頻度は少ない人が多いかと思います。目立たないので気がつきにくいですが、実は結構汚れています。
車内お掃除グッズの紹介をします。定期的な簡単なお掃除である程度キレイに保てます。
どうやってお掃除すれば良いの?あまり時間をかけずに簡単にお掃除したいのだけど…
あまり時間をかけたくありませんね。効率的な方法をお伝えしますので、参考にして頂けると嬉しいです。
シートやシートベルトのお手入れ
吸引力のある家庭用掃除機を使うのがベストですが、時間や場所が取れないときは粘着クリーナー(コロコロ)が便利です。
さらに水拭き、クリーナーを使うとキレイに仕上がります。
シートベルトも意外に汚れがついています。こまめに拭き掃除をしておきましょう。
【樹脂部分の拭き上げ】ダッシュボード、コンソール
固く絞ったマイクロファイバークロスで拭き上げるだけで十分キレイになります。
たまにクリーナーを吹きかけたクロスで拭き上げるとより気持ち良く仕上がります。
詳しい手順は【簡単】車内清掃のやり方・コツ おすすめ便利グッズで手軽にお掃除 を参照ください。
【フロアマットの洗浄】実は最も汚れている
車内でも足元、フロアマットは汚れこそ目立ちませんが、最も汚れています。
お手入れの仕方がよく分からない人も多いと思います。マンション住まいの人でも簡単にできる洗い方を紹介します。
フロアマット洗浄は、乾燥に時間がかかるので天気が良い日に行うこと。
準備に特別なものはいりません。次のものがあれば十分です。
- 布団たたき
- 掃除機
- 食器用中性洗剤(油汚れを落とせる食器用洗剤が最適)
- 衣類用柔軟剤
- ブラシ(洗車ブラシや使い古しの歯ブラシなど)
作業手順です。
- フロアマットを天日干し。
- 布団たたきでゴミやホコリを落とす。
- 掃除機でゴミやホコリを吸い取る。
- フロアマットの汚れを洗い流して洗剤で洗う。
- 完全に乾燥させる。
重要なのは、フロアマットを完全に乾かしてから車内に戻すことです。
生乾きの状態で車に戻してしまうと臭いやカビを発生させる原因になるので注意してください。
特にアパート、マンション住まいの人は、時短でできるフロアマットの洗い方がオススメです。
詳しくは【簡単】30分でできる! 愛車のフロアマットの洗い方 丸ごと水洗い!アパート、マンション住まいでもできる方法を参考にしてください。
定期的な作業で車内の足元をクリーンに保てます。
【エンジンルーム】定期的にチェックする
エンジンルーム。普段見えないところなので掃除の必要がないと考えている人、したことがない人も多いかも知れません。
しかし、エンジンルームは完全に密閉されておらず、掃除をしなければ汚れがどんどん蓄積しホコリまみれになってしまいます。
少し手間をかけるだけで簡単にキレイにすることができ、このように違いがハッキリ分かるので達成感がありますよ。
次のものを準備します。
- バケツ
- マイクロファイバークロス数枚(使い古し)
- 艶出し剤
- ハケ・使い古しの歯ブラシ
- 軍手・ニトリル手袋
作業手順です。
- ハケを使って表面のホコリ、汚れを落とす。
- 乾いたクロスで乾拭きする。
- 固く絞ったクロスで水拭きする。
- 艶出し剤の塗り込みをする。
- 乾拭きで最終仕上げをする。
水洗いしてもいいのかな?
ホースを使って水洗いすれば、より細かい箇所までキレイにすることができそうですね。
水洗いをする場合は次の点に注意します。
- 水を苦手とする箇所をしっかりと養生する。
- 作業終了後にエンジンルーム内を完全に乾燥させる。
非常に手間と時間がかかる上、素人が水をかけるのはリスクがあります。
水を使わなくても、クロスで拭いたり、艶出し剤を塗り込むことで見える部分、手の届く範囲をある程度キレイにできます。十分ではないかと考えます。
詳細の手順は【簡単】1時間でできる!エンジンルームのお掃除方法 マンション住まいでも水を使わずにできるやり方を参考にしてください。注意点やお手入れ頻度にも触れています。
マンション、アパート住まいの人でも工夫次第で愛車をキレイに維持できる
マンションやアパート住まいの人でも簡単に愛車をキレイに保てるやり方、コツがあります。
車好き、洗車好きの人なら屋根つきガレージに憧れるでしょう。
マンション、アパート住まいの場合、戸建てで自宅にカーポートやガレージ等、洗車スペースが確保されているのに比べたら、不便なことが多いです。しかしながら、工夫次第で愛車をキレイに維持できます。
完璧にキレイにするには、やるべきことがたくさんありますが、労力、時間、お金がかかります。
そこそこ満足できるレベルでキレイを保てれば十分だと考えています。
無理せず、ゆるく、楽しく、定期的なメンテナンスを継続して、キレイな愛車を維持してみてはいかがでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。